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離婚によるお支払いの相談(奈良県)
2019.09.02
皆さん、こんにちは
9月になりました。事務所から見える空は、少し秋っぽいような気もします…。
先週は、天気の急変が多い一週間でした。今週は、また少し暑くなるようなので、
体調には気を付けてくださいね。
今回は、離婚を考えているKさん(男性・50代前半・奈良県在住)からのご相談内容を、ご紹介させていただきます。
インターネットで調べているうちに当社のホームページに辿り着き、ご相談のお電話をいただきました。お仕事の関係で、お電話をいただいてから約3週間後に、当社にも来ていただき、専門スタッフと面談をしました。Mさんは、現在、奥様とは別居中で、離婚する為の話をしている最中とのことでした。
Kさんは、「離婚後、妻が管理費等を滞納したら、私の方にも請求が来るのでしょうか?」とご質問されました。
Kさんは、奥さんと共同名義で約17年前に、奈良県内にマンションを購入し、毎月約10万円(管理費・修繕積立金別)の住宅ローンを支払っていました。
Kさんがマンションを出て行ってからも、奥さんとお子さん(高校生と中学生)がそのまま暮らしているので、住宅ローンと固定資産税、マンションの管理費・修繕積立金等、住宅に関するお金は全て、Mさんが支払っているそうです。
ただ、Kさん自身も、新しく借りているアパートの家賃を支払っていかなければいけない為、離婚が成立したら、マンションの管理費・修繕積立金と固定資産税は、奥さんに支払ってもらうように、交渉をしているそうです。
奥さんは現在、派遣でお仕事をされており、ある程度の収入はあるそうですが、万が一、管理費・修繕積立金を滞納したり、固定資産税を支払わなかった場合は、Kさんのところにも、支払うように督促が来るのか、不安に思われているとのことでした。
この場合、奥さんが管理費・修繕積立金を滞納された際は、まずは実際に住んでいる奥さんに、管理組合から、支払いの督促が何度かいきます。
それでも支払われない場合は、共同名義のKさんにも請求が来て、奥さんが滞納している管理費・修繕積立金プラス、遅延損害金も支払わなければいけない可能性が高いです。
お子さんがお二人とも学生なので、このまま現在のマンションに住まわせてあげたいと思うお気持ちはよくわかりますが、Kさんご自身と、離婚した家族の2つの家計を支えるのは、ある程度収入があったとしても、かなり大変なことだと思いますし、Kさんご自身が再婚され、生活環境が変わる可能性もあります。
Kさんにとっては辛いことかもしれませんが、お子さんを含めた4人で、それぞれの将来の事などを、きちんとお話し合いをされることをアドバイスさせていただきました。話し合った結果、弊社に任せると決められた時に、改めてご連絡をいただくようにお伝えし、専門スタッフの名刺と、任意売却やリースバックに関する資料もお渡しして、面談は終了しました。
Kさんのように、自宅を出ていき、残ったご家族の為に、住宅ローンなどを支払っている方からのご相談は、たくさんいただきますが、残念ながら多くの方が、早い段階でお支払いが苦しくなってしまうようです。
「お子さんの為に…」と思われる気持ちはわかりますが、お互いの将来のことも考えて、冷静にお話し合いをしてくださいね。
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