ブログ記事
返済計画の見直し
2019.10.11
皆さん、こんにちは
大阪はまだ雨は降っていませんが、事務所から見える木々が、いつもより揺れているような気がします。台風19号の影響で、明日は鉄道の計画運休があるかもしれませんので、こまめに情報を取得し、備えてください。大きな被害が出ないことを祈りたいと思います。
今回は、リスケジュールについて少しお話をさせていただきたいと思います。
リスケジュールとは、返済計画を見直すことで、一時的に毎月の支払い金額を減らす方法です。
このブログを読んでいただいている方の中にも、現在、住宅ローンをリスケジュール中の方がいらっしゃるかもしれませんね。住宅ローンの支払いが厳しくなった時に、お借入先の銀行にご相談をすれば、リスケジュールすることを了承してもらえる可能性が高く、その結果、当座の支払いがラクになり、収支状況が改善される可能性もあります。したがって、リスケジュールを選択することは悪い事ではありません。
しかし、リスケジュールで一時的にはラクになったものの、将来滞納してしまう方もいらっしゃいます。
思い描いていた未来と違うことが起こるかもしれませんので、どういう状況で支払いが厳しくなったのか、今一度考えていただき、現時点での最善の方法を選択できるように、ご家族ともよく話し合い、周りにいる方々の話も聞いてみてください。当社は、任意売却・リースバックの専門会社ですが、住宅ローンを滞納していない方にも、経験豊富な専門スタッフが、アドバイスをさせていただくことも可能ですので、遠慮なくご相談ください。
税金でも同じです。役所等にご相談に行かれることは悪いことではありませんし、分納を認めてくれるのであれば、分納で支払っていくことも解決策の一つですが、金額が膨れてしまえば、任意売却やリースバックで解決することが難しくなる場合もありますので、早めにどこかに(誰かに)ご相談をされることをお勧めします。
以前にご相談があったMさん(50代・男性)も、リスケジュール終了後の支払いが厳しく、住宅ローンを滞納してしまい、当社にご相談に来られました。会社員のMさんの場合、パートをして収入面をささえてくれていた奥様が、ご両親の介護の為に、パートを辞めた時、支払いが厳しくなり、リスケジュールをされました。ちょうどその時、お子さん二人が大学生と高校生で、学費などの負担が大きく、蓄えも底をつきかけたので、銀行に相談に行かれたそうです。
リスケジュールをしている期間は、少しラクになり、リスケをして良かったと思っていたそうですが、リスケジュールの期間が終了すると、以前にもまして支払っていくのが大変になってしまったそうです。というのも、Mさんは、ご両親の介護は一時的なものと考えており、リスケジュールが終わる頃には、再び奥様が働けるようになっていると考えていたそうですが、思っていた以上に介護をする期間が長くなってしまい、リスケジュールが終わった今も、お母様の介護を続けていらっしゃるそうです。大学生になったお子さんは社会人になったので、学費の負担は少し軽くなったそうですが、その分、お母様の介護費用の負担が少しあり、思い描いていた将来とは違ってしまったとおっしゃっていました。
Mさんのように、何か一つ歯車が狂うと、少しずつ負担が増えていき、苦しくなってしまう場合もあります。「こんなことで相談してもいいのかな」と思わずに、心配な事、不安な事があれば、早めにご相談ください。
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