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大阪府東大阪市からのリースバック相談
2019.09.17
皆さん、こんにちは
9月も半ばを過ぎました。ようやく朝晩が涼しくなってきて、ほんの少しだけ過ごしやすくなってきましたね。今週末からは、ラグビーのW杯が開幕します。4年前の初戦、南アフリカ代表を破って一躍注目された日本代表が、自国開催で予選突破ができるのか、注目ですね!
住宅ローンや固定資産税等の税金、マンションの管理費・修繕積立金が支払えなくなった理由は、さまざまですが、その理由の中で、最近よくお聞きするのが、「自営でされているお仕事が上手くいっていない」です。
お仕事が上手くいっていないから、アルバイト等でお仕事を掛け持ちして、働いているというのもよくお聞きします。
ご相談をいただいたHさん(東大阪市在住・40代)も、ご自分でされているリフォーム業とは別に、深夜に工場で働いており、弊社にも夜勤明けで来られました。お顔を見た途端、とても疲れているのがわかり、思わず体調を心配したのですが、「問題ないです。元気です」というお答えでした。
Hさんは、1,2回滞納することはあったそうですが、それ以上滞納することはなく、遅れた分もすぐに支払い、何とかやりくりしている状態でしたが、3回目の滞納をしてしまい、かなり厳しいので、リースバックで将来買い戻したいと、ご相談がありました。
リースバックをしてまで住み続けたい理由としては、「妻も娘も、この家を気に入っているので、悲しい思いをさせたくない」からとの事。Hさんは、ご家族には内緒で、賃貸マンションやアパートを探し、学校区を変えなくてもいいところを見つけて、お二人に相談をしたそうですが、お子さんが、泣いてしまったそうです。お子さんの涙を見たHさんは、何とか住み続けたいと思い、弊社にご相談に来られました。
私にも子供がいるので、Hさんのお気持ちはすごくわかります。
ご依頼を頂いた後、さっそく協力してくれる投資家の方を探し始めましたが、苦戦し少しお時間がかかっていました。ようやく、ご協力を検討していただける投資家の方が見つかり、ご報告する為に、Hさんに電話をしたのですが出られず、折り返しのお電話もかかってきませんでした。何かあったのかと心配をしていると、2週間後Hさんから「実は、体調が悪くなり、職場から救急車で病院に運ばれまして…」とお電話がありました。
「リースバックの話は、ちょっと保留してもらませんか」とおっしゃったので、詳しくお聞きすると、入院されていたようで、退院はできたが、働けるまではもう少し時間がかかりそうとのことでした。そこで、投資家の方にご連絡し、リースバックの話は一旦待っていただくことにしました。
それから約2週間後、Hさんから、再びお電話があり、「あれから妻と娘と話をしました。二人とも私の身体の事を心配してくれて、自宅を出ることを了承してくれたので、売却したいと思います」とおっしゃいました。とても辛そうな声だったので、聞いている私まで、辛くなってきたのですが、Hさんの決断を無駄にしないようにと思い、リースバックでのご協力を検討していただいていた投資家の方に、さっそくご連絡をし、事情をお話したところ、その投資家の方がそのまま、購入してくださることになりました。
先月無事に決済が終了したのですが、決済には、奥様も一緒に来られました。決済終了後、場所を移して、今後の事についてのお話をした後、お二人からも色々とお話をお聞きしました。Hさんは学生時代スポーツをされており、体力には自信があったこと。家計を助ける為に、奥様もパートをしていたこと。お二人からお話をお聞きして、改めてお互いが家族の事を想いながら、懸命に頑張られていたことがよくわかりました。
最後にHさんは「家は売却することになりましたが、競売になる前に引っ越しが出来て良かったです」「これからも、家族で力を合わせて頑張ります」とおっしゃっていました。ご希望をされていたリースバックでの解決は出来ませんでしたが、弊社にご相談に来ていただいたことで競売にならなかったことは、良かったと思っております。
弊社の方にご相談に来られる方の中には、今回のケースのように、ご家族の為に、無理をして働かれている方も多いです。
お体を崩されてしまうと、ご家族も悲しまれますので、無理をしないで、早めに誰かに相談をしてみてくださいね。
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