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神戸市垂水区のリースバックご相談

2020.03.09

皆さん、こんにちは

今回は、神戸市垂水区にお住いの方からご相談を受けたので、ご紹介をさせていただきます。

Fさん(女性・40代)から、メールで「離婚を考えているので、自宅のことを相談しに行きたい」とご連絡がありました。
Fさんは、垂水区のマンションで、ご夫婦とお子さん二人とFさんのお母様の5人で住んでいます。ご主人は正社員、Fさんも契約社員で働いており、お子さんは高校三年生と中学三年生で、それぞれこの春から大学生と高校生になります。

お仕事を休めないとのことだったので、お仕事が終わってからでも来れる18時でご予約をお取りし、来社していただきました。
住宅ローンは滞納をしておらず、今のままでは支払うのは問題ないそうですが、離婚が成立し、ご主人が出ていくことになれば、奥様だけでは支払うのは無理との事でした。

住宅ローンの支払いは、あと約13年残っている状態です。ご自宅には愛着があることと、下のお子さんが通う高校が、自宅マンションから近いということで、出ていきたくないということでした。離婚後もご主人の方で、住宅ローンの支払いを続けてほしいとお願いしているそうですが、ご主人の方が「この先、住んでいない家のローンを13年も支払いを続けるのは無理。今売却したら、残りの住宅ローンを完済できるかもしれないので、売ってスッキリしたい」とおっしゃっているそうです。

Fさんは「私も少し支払いに協力するから、何とか支払っていってほしい」と必死に訴えているそうですが、ご主人の方は「うん」とは言ってくれないそうです。
「主人の収入からしたら、住宅ローンを支払うのは問題ないんです。本当は養育費も貰うつもりだったのですが、それは諦めるから住宅ローンだけは支払ってほしいと言ってるんですが…」とおっしゃっていました。

「何とか主人を説得してほしい、主人が納得する方法や言い方はないですか?」とFさんから言われました。Fさんのお気持ちはわかりますし、私共も何とかお手伝いをしたいと思いますが、ご主人に任意売却やリースバックの説明はできますが、「〇〇してください」と強制することはできません。

そこで、こちらからは、①ご主人がリースバックをすることに同意をし、ご主人が支払っていける家賃で購入していただける投資家さんを見つける ②ご主人がリースバックをすることに同意をし、Fさんが支払っていける家賃で購入していただける投資家さんを見つける の2つをまずはご提案しました。同時に、将来の事を考えると、リースバックで住み続けるよりも、このタイミングで売却し、ご主人には養育費を支払っていただく等の方がいい場合もあるので、感情面を抑えて、冷静に考えてみることもお伝えしました。また、お子さんともお話をすることもお勧めしました。離婚をする際、当事者はどうしても感情面が前面に出てしまい、冷静になれない場合があります。お子さんも当事者です。お子さんは高三と中三なので、それぞれ思っていることもあるかもしれません。そこできちんと伝え、お二人の考えも聞いてみてくださいとお伝えしました。

暫くして、ご主人からメールで面談予約が入りましたので、近々お会いして、ご主人の考えも聞かせていただく予定になっています。


最近、「離婚をするから連帯保証人を外したい」「離婚をして3年経つが、夫がローンを滞納している」等、離婚をする予定やした方からのご相談が、非常に多くなっています。
似た内容でも、お一人お一人抱えている問題は少しずつ違ってきます。ご相談者様にとって、どの方法を選択するのがいいのか、判断するのは難しくなりますが、ご希望に沿いながら、かつ一番いい方法で解決できるように、お手伝いをしていきたいと思っております。



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