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滞納前のご相談

2020.04.02

皆さん、こんにちは

今回は、大阪府枚方市にお住いの方からのご相談内容を、ご紹介させていただきます。

ご相談者様は、ご主人とお子さんの三人で枚方市内の一戸建て住宅にお住まいです。
現在、住宅ローンも固定資産税の支払いも滞納はされていませんが、一時的に住宅ローンの支払いが厳しくなった時に、カードローンでお金を借りており、その支払いもあるので不安になり、お電話をかけてこられました。

お電話をかけて来られたのは、奥様だったのですが、面談当日はご主人がお一人で来社されました。
理由をお聞きすると「子供の世話があるので、出かけるのが難しくて…。息子も連れて三人でお伺いすることも考えたのですが、コロナのこともあり、あまり外出をさせたくないので…」とおっしゃいました。

住宅ローンの支払いが厳しくなり、カードでお金を借りた理由は、息子さんがご病気になったことにより、収支のバランスが崩れてしまったからだそうです。
息子さんの入院費や治療費が想定以上にかかってしまったことと(支出の増加)、息子さんが小学生なので、看病をする為に、奥様がお仕事を辞められたこと(収入の減少)で、バランスが崩れてしまったそうです。

幸い息子さんのご病気は完治したので、これ以上カードローンが膨らむことはないかもしれないのですが、新型コロナウイルスの影響からか、奥様のお仕事探しがうまくいっておらず、再就職できるのがもう少し先になりそうなので不安になって、リースバックや任意売却の話を聞いておきたいと思われたそうです。

そこで、現在の状況で、リースバックでお話を進めた場合と、念のために支払いが厳しくなり、任意売却を選択した場合の流れを、ホワイトボードを使用し、ご説明をさせていただきました。


※現在の状況
毎月の住宅ローンお支払い額:約12万円
住宅ローンの残額:約2600万円
毎月のカードローンのご返済額:約1万円

住宅ローンの残りが、まだかなりあるので、任意売却によるリースバックを行わない場合は、毎月の支払いが現在の支払い額を上回ってしまいます。
例)残債2600万円×10%(利回り)÷12=216,666円になります(利回りを7%で計算しても約15万円になります)


お話を聞かれたご相談者様は「ネットで調べて、ある程度は理解できていると思っていましたが、実際に話を聞いてみると、わかっていなかった部分もよくわかりました。リースバックをすればいいのかなと考えていましたが、今の自分の状況では、支払っていけるのであれば、とりあえず支払っていこうと思いました。最近、急な出費があって次回の支払いが厳しいのですが、今回だけ親に相談してみます。でも、親に甘えるのはよくないので、もう一度家計を見直して、頑張っていきたいと思います」とおっしゃったので、「無理のない程度の見直しにしてくださいね。相談は無料なので、遠慮せず、何かあればいつでも私の方までお電話ください」とお伝えしました。

今回のご相談者様のように、収支のバランスが崩れてしまい、住宅ローンの支払いが厳しくなった時に、少しお金を借りてしまうこともあると思います。
一時的に借りることにより、収支のバランスが戻り、きちんと返済が出来ればいいのですが、それをきっかけに、他からも借り入れをしたり、知人友人から借りる等、借り入れが膨らんでしまう方もいらっしゃいます。

弊社にご相談に来られる方の中には、『住宅ローンは支払っているが、他の借り入れの返済が出来なくなった』方もいらっしゃいます。任意売却をすることにより、収支のバランスが回復することも可能なので、早めにご相談ください。

 



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