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離婚調停中の方からご自宅に関するご相談

2020.09.11

皆さん、こんにちは


離婚調停中の奥様から「このまま自宅に住み続けたいが、何かいい方法はありませんか?」とご相談のお電話がありました。

離婚は成立しておりませんが、ご主人がご自宅を出てすでに半年以上経ち、奥様とお子さん(二人)と犬(一匹)が住んでいるのですが、離婚の話し合いが上手く進まないので、ご自宅の事だけでも片付けておきたいと思われたようで、お電話をいただきました。

<状況>
住所:枚方市(戸建)
住宅ローンの残債:約1800万円(滞納なし)
毎月の支払い:約11万円
離婚の話し合い:折り合いがつかない状況。奥様のご希望は、子供が成人するまでの養育費と現在の家の住宅ローンの支払いをご主人様が続け、完済すること。なおかつ、名義は自分に変えたい。ご主人様は、養育費か住宅ローンか、どちらかの支払いだけにしたい。自分が住宅ローンを支払うのであれば、名義は変更したくはない。

ご自宅の名義はご主人様で、奥様は連帯保証人です。1年ぐらい離婚に関する話し合いをしているそうですが、平行線のままだそうです。
奥様のお話をお聞きしていると、感情的になっている面も感じましたので、じっくりお話をお聞きする為に、お仕事終わりに奥様に弊社まで来ていただきました。

まずは、奥様の思いを全て吐き出していただきました。離婚に至る経緯、ご主人に対する思い、お子さんに対する思い、家に対する思い、話の途中で涙が浮かんできて、暫く言葉が出てこない場面もありました。

お話をお聞きし、ご主人が出て行ってしまった後、正社員としてお仕事をしながら、お二人のお子さんと向き合い、一生懸命頑張っていることがよくわかりました。
周囲に愚痴をこぼさず、自分ひとりで全てを抱えていたことがわかり、聞いている方も、辛くなってしまいました。

少し落ち着かれた所で、状況を一つ一つ確認し、どうするのが奥様とお子さんにとって一番いいのか、順番にご説明をさせていただきました。
奥様は「私にとって一番大切なのは家ではなく、子供なんです。離婚をすることで辛い思いをさせることになるので、子供にとって一番いい方法で解決をしたいと思っています」とおっしゃいました。

そこで、こちらからご提案したことについて、もう一度よく考えていただき、結論が出たら連絡をしていただくことで面談が終わったのが9月初めのことです。

まだ、奥様からのご連絡はありません。もう少しお待ちしてもご連絡がなければ、こちらから電話をしてみようと思っています。


8月の中旬から、離婚に関するご自宅のご相談が急増しております。一人では話が進まないことも、専門スタッフと話をすることで解決へ向けて進んでいく場合もありますので、離婚に関するご自宅のことで、ご相談がある方は、お気軽にご連絡ください。



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