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離婚を考えている方からのご相談

2021.07.27

皆さん、こんにちは

コロナの影響もあるのかもしれませんが、離婚を考えている方から、ご自宅の処分についてのご相談が増えてきています。

先日も、マンションの名義がご主人様で、奥様は連帯保証人になっており、住宅ローンの支払いはご主人様が行っている方から、ご相談がありました。

弁護士は入れず、お二人で離婚の話し合いをしている最中で、「子供が小学生なので、私と娘がそのままマンションに住み続け、主人が住宅ローンを支払い続けるということで話がまとまりそうなのですが、本当に大丈夫なのでしょうか?」と奥様からお電話がありました。

今回の場合、現時点では任意売却やリースバックを考えているわけでも、通常売却を考えているわけでもないので、任意売却やリースバックを専門にしている会社であれば、お断りをしてしまいがちですが、弊社は、この時点でお断りをするのではなく、まずはお話を聞かせていただきます。

今回も不安に思っている理由を聞いてみると、ご主人様は正社員で働いており、収入も低くはないそうですが、「主人が再婚したら、支払いが止まってしまうのではないか、そうなると連帯保証人である自分にも影響がでるし、急に出て行かなければいけなくなると困るし」というものでした。

奥様が抱えている不安をご主人様にお話しをされたのかとお聞きすると「そんなこと主人には言えないです。主人は、『養育費代わりに、娘が社会人になるまでは、住み続けられるように支払いは続ける。約束は絶対守る』と言っているので信じたいとは思うのですが不安で…」とおっしゃっていました。

ご主人様も奥様もまだお若いので、奥様が不安になるお気持ちも理解できます。というのも「養育費代わりに支払いを続ける」と言ったのに、数年後に支払いが止まってしまうケースが多いからです。

支払いが止まってしまう理由は、『住宅ローンと家賃、両方を支払うのがしんどくなってきた』『転職して、収入が下がって支払いがきつくなった』『再婚をしたので、新しい家族にお金を使いたい』等さまざまですが、支払いが止まってしまい、ご主人様とも連絡がつかなくなってしまったという最悪なケースも時々あります。きちんと支払いを続けている方も大勢いらっしゃいますが、リスクを避ける為に、離婚をする際にご自宅を売却しておくのも一つの方法ではあります。


今回のケースは、まだ話し合いの最中でしたので、万が一支払いが止まってしまった場合、どのような手続きで進んでいくのか、連帯保証人の奥様にどのような責任がかかってくるのかをご説明し、任意売却とリースバックの資料を郵送させていただくことで話は終わりました。


離婚に際するご自宅の事で、こんな場合はどうなるのだろう?と不安に思われている事があれば、弊社専門スタッフまでご連絡ください。



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