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【大阪府八尾市】任意売却・リースバックのご相談・お依頼
2024.10.07
※任意売却・リースバックの業者選びにはご注意下さい!
みなさんこんにちは。
ライフテラスの新井です。
大阪府八尾市の一戸建てにお住いのご夫婦より、任意売却・リースバックのご相談とご依頼がありました。
しかし、現在他社に任意売却を依頼している途中です。
何故他社に依頼しているのに当社にご相談があったかというと、裁判所からご自宅に「競売開始決定通知」が届いたからです。
以下、ご相談者様と私のやり取りを記述するので、業者選びの重要性を認識していただき、ご参考にしていただければと思います。
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ご相談者様「他社に一応任意売却の依頼はしているのですが相談する事は可能ですか?」
私「可能ですが依頼先の業者さんと何かございましたか?」
ご相談者様「何かあった訳ではなくて本当に任せていて大丈夫なのかが不安になって」
私「なぜ、そう思われましたか?よければ不安に思われる点を具体的に教えて下さい」
ご相談者様「自宅に裁判所から競売開始決定通知が送られてきたので。ウチはもう競売になってしまったのでしょうか?これって任意売却は出来ないという事なのでしょうか?」
私「そうでしたか。通常は競売にかけられてしまう、競売開始決定通知が届くような場合には、依頼された業者より連絡等があるはずですが何もなかったですか?」
ご相談者様「依頼している業者や担当者からは何も聞いていません」
私「本当ですか。任意売却の依頼を受けていると金融機関とのやり取りの中でその辺りの状況は全て把握しているので、業者や担当者は分かっているはずなのですが」
ご相談者様「そうなんですか。担当者からは全てこちらが間に入って手続きを進めるので何もしないで下さいと言われていました」
私「分かりました。とにかく競売の申立てがされたという事実は変わりないので、競売だけは何とか避けられるように迅速に解決に向けて進める必要があります。まずは状況を把握したいので、何点か教えて下さい」
ご相談者様「はい。お願いします」
私「今依頼している業者にはいつ頃、ご依頼されましたか?」
ご相談者様「1年半前ぐらいです」
私「1年半前ですか!? では随分前からお願いされていたのですね」
ご相談者様「はい。そうなんです。」
私「今もご自宅の販売活動はしている状況ですよね?」
ご相談者様「分からないです。担当者に連絡をしたら、とにかく私から連絡するまでは動かずにお待ちくださいとだけ言われて」
私「そうですか。今まで任意売却をされていたならご自宅にお客様が内覧に来ていると思いますがいかがですか?」
ご相談者様「今のところは1件も内覧とか見学はないです」
私「1年半も前に任意売却の依頼をして今まで1件も内覧がない状態で競売なんて普通ではあり得ないのでおかしいと思います。では、金融機関が承諾してくれたご自宅の売却価格はいくらか聞かれていますか?」
ご相談者様「残債の事でしょうか?」
私「いえ、通常、任意売却を行うにあたり最初にするのが、販売価格を決定するという行為なのです。金融機関と相談をして、ご自宅をいくらの価格で売却をすれば任意売却に承諾してくれるのかを確認をして、承諾してもらえる価格にて販売活動やリースバックを行うのが正しい流れになります。そうした価格は担当者から聞いていないですか?」
ご相談者様「何も聞いていないです。初めて聞きました。とにかく自分が動くから〇〇さんは絶対なにもしないで下さいと言われていたので」
私「そうですか。大体把握できました。ちなみに媒介契約書という書類や任意売却に関する申出書という書類に署名や押印をされたか覚えていますか?」
ご相談者様「分からないです。特に書類を書いたりハンコを押したりした事はないです。自宅の資料関係だけを全部担当者に渡しただけです」
私「分かりました。結論から言うと、正しい任意売却の手続きを何もしていない状況だと思います。任意売却の依頼をしているのに〇〇さんが価格を知らない事も、裁判所からの手紙で競売になった事実を知るという事も通常、当社ではあり得ない事です。十分な説明も〇〇さんは全く受けておられませんので、言いにくいですがその業者は断ったほうが良いです。当社に依頼されるかは別にして、正しい任意売却のやり方と進め方を一度説明しましょうか?」
ご相談者様「お願いしたいです」
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どうですか?
以上が今回のご相談者様とのやり取りです。
結局このあと面談にお越しいただき、一から任意売却の仕組みとリースバックで解決する方法を説明し、当社に依頼をしたいと希望されました。
同業なのであまり言いたく無いのですが、任意売却業者はこうした業者が未だに沢山あります。
私は以前からこのブログでも、再三業者選びの重要性とポイントをお伝えしていますが、なかなか難しいものですね。
大切なのは会社の姿勢、担当者の人間性、知識、経験です。
今回のケースで言うと、ご相談者様に対して連絡も説明も何も無いまま競売の申立てがされたという最悪な状態なので、この業者と担当者は前述した大切な事が何一つ出来ていないという事です。
任意売却・リースバックの依頼先には十分気をつけて下さい!
【任意売却とは?】
任意売却とは、住宅ローンや事業融資等の返済が出来なくなった場合に、強制的に売却がされてしまう「競売」を避けるために、銀行などの金融機関と調整・交渉を行い、和解・合意によって競売になる前に不動産を適正価格(一般的な相場)にて売却する方法です。
この場合、住宅ローンが完済出来なくても売却を認めてもらえる事が大きな特徴です。
任意売却では競売と違い、適正な価格(一般的な相場)で売却が出来る事やプライバシーを守れる事、また、引越代がもらえるといったメリットがあります。
競売の申し立てがされる前にご相談・ご依頼をいただければ、高い確率で競売の申し立てがされる前に解決のお手伝いをする事が可能です。
また、任意売却とリースバックを併用する事により、そのままご自宅に住み続けられる可能性もあります。
【リースバックとは?】
リースバックとは、一旦投資家や身内の方などにご自宅を売却し、その売却代金をお手元に残したり、借金や未払いのものがある場合は返済に充て、現在おかれているお金の問題の解決を行い、引き続きご自宅に住み続けるという方法です。現金が欲しい・借金をまとめたい・老後の生活費を確保する為・医療費が必要になった為・子供の教育資金が必要になった為など、ご依頼者によってリースバックの使い方はさまざまです!
売却後はもちろん、引き続き賃貸としてやお家賃を払いながらそのままご自宅に住み続けられ、将来的には買い戻す事も可能な不動産の解決・活用方法です。
また、リースバックは競売の申し立てがされている場合や、住宅ローンの返済を滞納している状況においても、任意売却と併用して行う事も可能なので、競売の申し立てがされたとしても住み続けられる可能性もあります。
当社ではご自宅だけではなく、事務所や店舗、工場、倉庫、投資用不動産と、全てにおいてリースバックのお手伝いが可能です。
リースバックをした方の活用事例
・借金の返済をまとめたい
・税金の滞納により差押や公売になってしまっている(またはなってしまいそうな)為、税金の納付費用を捻出したい
・カードローン等の借金の清算の為
・年金だけでは生活費に不足が生じており、老後の生活費を補う為
・子供の教育資金を捻出する為
・病気や怪我による治療費が必要な為
・事業資金を捻出する為
・任意売却で住み続ける為の解決方法として
・共有名義・持分の現金化を行いたい為まとめたい
・管理費、修繕積立金を滞納している為
・とにかくまとまった現金が必要な為
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