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任意売却・連帯保証人②

2019.10.08

みなさんこんにちは。

勢力が強い台風19号が、日本に近づいています。海面水温が高い地域を通るので、今以上に発達する可能性があると報道されており、週末が心配です。進路にあたる地域はもちろん、遠く離れている地域でも影響が出るかもしれませんので、今後の情報に気を付けて、しっかりと対策を取ってくださいね。

任意売却・連帯保証人②
〜連帯保証人の個人情報について〜

今回は前回に引き続き、連帯保証人について解説をしていきます。前回では連帯保証人とは、どういう責任を負うのかという基本的な内容についてご説明をしましたが、2回目の今回は、連帯保証人の個人情報について説明をします。

主債務者が住宅ローンの返済が出来ず、任意売却やリースバックを行う場合、連帯保証人になっている方は、自分の個人信用情報はどうなるのか?これが、非常に心配な問題ですよね。

まず、 結論から言えば連帯保証人になっている以上、その情報は個人信用情報に登録がされる可能性があります。

自分が借りたお金でもないのに、個人信用情報に登録がされてしまうのは納得がいかないと思いますが、それほど連帯保証人が住宅ローンの契約では重要な役割と責任を負わなければならない事になっているのです。(※消費者金融・クレジットカード会社、保証会社の一部については、連帯保証人の個人情報が登録されない場合があります)

住宅ローンの連帯保証人になるということは、その契約者と同じ借入をしたことになるのと等しいのです。

こういった観点から、連帯保証人になられている方が自己の為に新たにローン等を組むとなれば、審査時には主債務者の住宅ローンの残債も借金と捉えた審査が必要になってくる事になり、自己の借り入れに影響を及ぼす可能性があるのです。

主債務者が返済不能となり、金融機関(銀行等)から連帯保証人に対して請求がきたけど、連帯保証人も返済がどうしてもできないという場合、連帯保証人の個人信用情報はどうなるのでしょうか?

この場合は残念ですが、連帯保証人も、いわゆる世間でよくいうブラックリスト扱いとなってしまう可能性が高いです。

主債務者と同等の責任を負うという観点から、返済義務のある借金の返済ができないという扱いとなり、個人情報に登録されてしまう事になります。

納得がいかない話ですが、連帯保証人は契約者と同等の返済義務があるとは、こういう事なのです。

任意売却やリースバックを行うにあたり、連帯保証人に迷惑をかけたくない、あるいは連帯保証人になってしまっているので不安だという相談は非常に多いです。

『連帯保証人が、収入がある場合はどうなる?』

『連帯保証人が、不動産等の資産を持っていたら取られる?』

こういった状況でお悩みではありませんか?

今回の連帯保証人の解説を見ていただいたら、不安を与えてしまう内容だと思いますが、解決方法はあります。

大切なのは、正しい知識と豊富な経験をもって解決に取り組む事です。


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