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東大阪市の任意売却のご相談事例
2019.12.09
皆さん、こんにちは
インフルエンザが流行していますね。皆さんの周りは大丈夫ですか?ライフテラス株式会社では、手洗い・うがい、通勤ではマスクを使用し、予防に努めております。今月もご相談予約が多数入っておりますので、きちんと予防し、ご迷惑をおかけしないように気を付けたいと思います。
今回は、自営業をされていたUさん(東大阪市・50代・男性)からのご相談内容を、ご紹介させていただきます。
自営で部品の製造業をされていたUさんは、取引業者の倒産により、資金繰りが苦しくなってしまいました。その業者は、Uさんの会社にとってはメインとなる会社だったので、少し苦しくなると覚悟はされたそうですが、製造技術はあるし、他にも取引業者があるので、何とかなるだろうと思い、今まで以上に営業の方にも力を入れて頑張っていましたが、ある日、外出先で倒れられ、そのまま入院することになりました。
入院は2ヶ月半にも及び、退院してからすぐに取引先に向かったものの、「他の業者に頼んだから」とそっけない態度をとられた会社もあったそうです。取引業者の倒産と入院に加えて、大幅に取引先が縮小したこともあり、ますます資金繰りに苦しむようになり、仕事をするうえで必要な資金や、今までの借り入れや住宅ローンの返済、国民健康保険等の支払いをするために、カードローンで借り入れをし、奥様のパート収入と息子さんからの援助で何とか生活をしていたそうです。しかし、厳しいことには変わりなく、残りが少なくなっていた住宅ローンの支払いを、2ヶ月滞納してしまったタイミングで、奥様と一緒に弊社の方に、ご相談に来られました。
足を引きずっておられたので、お聞きすると「後遺症が残ってしまって。今でも病院に通っているんですが、治らないんです」とおっしゃっていました。
Uさんは、「少なくなったとはいえ、まだ取引先もあるので、何とかこのまま仕事を続けていきたいと思っているが、これ以上借金が膨らんでしまって、妻や息子に迷惑をかけたくはないので、任意売却をして、借金を清算したい」とおっしゃいました。
住宅ローンの残債と事業資金の借り入れ、カードローンでの借り入れ等を合わせた金額は、ご自宅の相場からすれば、任意売却で解決ができれば、返済もでき、なおかつお手元にお金を残すこともできそうな金額でした。依頼をお受けしてすぐに、買主を探し始めましたが、ご自宅の1階部分が仕事場になっていたことが影響したのか、買主を見つけるのが予想よりも大幅に時間がかかってしまい、売却金額も少し下がってしまいましたが、何とか買主を見つけることができ、無事に決済ができました。
決済時にUさんは「実は、まだ仕事をしたくて、仕事をするための場所を探していたんです。でもやっぱりやめておきます」と寂しそうにおっしゃいました。この言葉を聞いた時、私は今回の進め方で本当に良かったのかどうか、考えさせられました。
相談に来られた際、こちらからいくつか解決方法をご提案し、もちろんリースバックのお話もさせていただいたのですが、Uさんの口から「任意売却でお願いします」という言葉が出たので、そのまま進めていきました。しかしUさんは、もしかしたら私の口から「リースバックができるか、やってみましょうか」という言葉を待っていたのではないかと、投資家に打診をしてからでも、遅くはなかったのではないかと、反省しました。
任意売却をするのか、リースバックをするのかを決めるのは、売り主様ご本人ですが、相談者様の言葉の裏にある気持ちも汲み取りながら、今まで以上に、相談者の方に寄り添い、相談者様が笑顔になれるような解決を目指して、これからも取り組んでいきたいと思います。
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