皆さん、こんにちは

電話には、ワンコールで出るように心がけているのですが、電話に出た途端に切れてしまう日がありました（何度も）
同じ番号からの着信でしたが、ご相談を受けている方からの電話ではなかったので、こちらから折り返しをすることなく、静観しておりました。

最初の着信からかなり時間が経った後、確か５回目の着信だったと思うのですが、ようやくお電話が繋がり、お話をすることが出来ました。

ご相談者様は女性の方で、住宅ローンのお支払いを滞納してしまい、３日前に裁判所から『競売開始決定通知』が届いてしまったとの事でした。
ご自宅には、ご夫婦と娘さんの三人でお住まいで、住宅ローンのお支払いが出来なくなった理由は、ご主人が勤めていた会社が倒産してしまい、無職になってしまったからだそうです。

貯金から住宅ローンを支払う事も考えたそうですが、貯金額が少なく、先の事を考えると、貯金を使うのが怖くて「仕事が見つかれば、元に戻るから」と考え、単発のアルバイトやカードローンでお金を借りながら、やりくりをしていたそうですが、住宅ローンにまで手が回らず滞納をしてしまったとおっしゃっていました。

数ヶ月後、お仕事が見つかったのですが、無職の期間が予想以上に長かったことに加え、収入が以前の2/3になってしまったこと、その上奥様が体調を崩されて、医療費がかかってしまったので、住宅ローンの滞納分まで手が回らなかったとおっしゃっていました。

「今になって思うと、考えが甘かったのかもしれません」と力のない声でおっしゃっていました。
ご相談者様は、自分自身が体調を崩したが為に医療費が必要になったことにも責任を感じており、「あの時にこうしていれば」と考え、眠れない日々が続いているそうです。

限られた期間になりますが、まずは任意売却でのリースバックでチャレンジし、無理な場合は、早急に任意売却で解決ができるように動いていきたいと思います。

電話の最後に、「電話をしようとしたものの、やっぱり勇気が出ず、何回も切ってしまってすみませんでした。最初に電話を出た方が、優しい方で良かったです」とおっしゃってくださいました。

「どんな事を言われるのかな？」と不安でドキドキしながら、電話をかけて来られる方もいらっしゃるかもしれませんが、弊社専門スタッフは、ご相談者様に寄り添いながら解決をすることを心掛けていますので、安心してお電話をかけてきてください。

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