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息子の最後の夏が終わりました

2023.07.24

みなさんこんにちは。

ライフテラス株式会社の新井です。


高校野球をしていた私の息子の最後の夏が終わりました。

息子は甲子園を目指して、単身親元を離れ、地元や友達とも離れ、寮生活にて高校3年間を野球に打ち込みました。最後の夏、凄まじい勢いで勝ち上がってくれていましたが、最後はうまく噛み合わない場面が続き、力を発揮出来ず敗退してしまいました。

ゲームセットと共に、目の前で泣き崩れる息子とチームメイト。

スタンドでそんな息子の姿を見ている自分。

残念な気持ちなんかよりも「最後までよく戦った」「よく頑張った」という気持ちしかありませんでした。


試合終了後、スタンドから出て来た息子達選手は涙が止まりません。

そんな中、監督の号令と共にラストミーティングが始まりました。

監督は、3年生一人一人に話しかけ、力強く握手をして下さっていました。監督が自分の目の前に立つと、さらに涙が溢れ出す選手達。この3年間、どれだけこの子達が努力してきたのか、本気で取り組んできたのかが、本当によく分かりました。そしてどれだけ自分達の監督を甲子園に連れて行きたかったのかも…。


ミーティング終了後、各選手はそれぞれ自分の親の元へ。息子は私に向かって来ながら、近づくにつれてどんどん涙が溢れてくるので、思わず私も涙が出てしまいました(笑)

私の目の前に立つと、声をあげて涙を流し「ごめん」「甲子園に行きたかった」と言いました。


自分達の目標であり、1つの夢であった甲子園に行けなかったのは悔しいに決まっています。

でも、親の立場からすると、「ありがとう」という気持ちです。

息子がいなければ、こんなに感動をもらう事はなかったですし、出会えていなかった素晴らしい方達と沢山出会う事が出来ました。


息子のチームは、全員とても仲が良くて、どの選手も最高の仲間と3年間野球が出来たと言っています。

最高の仲間や友達は、お金で買う事も、何もせずに得られるものでもありませんし、甲子園に行っても手に入りません。

簡単には手に入らない、かけがえのない宝物をみんな手に入れたと思います。


息子の高校野球生活は、最後の夏と共に終わりましたが、今後の人生において大切な事を沢山学んでくれたと思います。

私達親元から離れ、たった一人で3年間最後までやり抜いた事を褒めてあげたいし、そんな息子を親として誇りに思います!(^^)

 


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