みなさんこんにちは。

今回は、プライベートの話を書かさせていただきます。

以前のブログで、息子の野球の話を書かせていただきました。今年高校3年生の長男はこの夏、甲子園を目指して仲間達と共に頑張りました。しかし、甲子園にあと少しのところで、手が届きませんでした。小さな頃から今まで、笑いあり、涙ありの親子の野球生活も一区切りを迎えました。

ゲームセットと共に、大粒の涙を流す息子と仲間たち。

野球で、これだけ涙する姿を初めてみました。『やりきったかな？』『何か悔いが残っているかな？』息子もチームメートのみんなも、それぞれに、色々な想いを持っていることでしょう。

負けて自宅に帰って来た息子は、少し休むとバットを持って自宅の前へ。。何をするのかと思いきや、最後の試合を終えて帰ってきたばかりなのに、黙々と素振りをしていました。もっと野球がやりたいのか、悔しくていてもたってもいられなかったのか。私は何も言わず、黙って見守っていました。

私も正直、悔しくて悔しくて仕方がありませんでした。

夕飯を終えた頃、私の母が今まで頑張ってきた息子にとケーキを買って自宅へ持ってきてくれました。

ケーキの箱を開けてみると、そこに書かれていたのは、

---

「長い間  ご苦労様」

悔しくて感情が高ぶっていた私も、ケーキを開けてこの文字を見た瞬間、ハッとさせられました。家内は、思わず涙が溢れていました。

怪我に悩まされ、苦しい時期もありました。挫折を味わい、野球をやめようかと思っていた時期もありました。でも、ケーキの文字を見て、長い間、最後まで一生懸命頑張り、やり抜いた事を誇りに思えました。

息子には、「ここに書いてある通り、本当に長い間、ご苦労様やったな。」と、伝えました。

甲子園には行けなかったけど、大切なものを沢山手に入れてくれているといいなと思います。

本当に長い間、ご苦労様！

---