皆さん、こんにちは

ビルの隙間から見える空が綺麗だったので、撮影してみました。構図が悪いですね…すみません。この青空を見て、少しでも元気になっていただけると嬉しいです！

 

今回は、かなり前にご相談をいただいた方の内容を、ご紹介させていただきます。

兵庫県西宮市のマンションにご家族でお住いのＯさんは、順調に支払いをされていましたが、ある事がきっかけで支払いが苦しくなってしまいました。
それは、「お子さんの教育資金」です。

娘さんが進学した高校の学費が想定していたよりも高く、将来設計が狂ってしまったとのことでした。
奥さんもパートでお仕事をされており、ある程度の貯金と準備はされていたそうですが、高校生の娘さんの他にも、大学生の息子さんの学費も必要なので、貯金がどんどん減っていき、貯金が０円になってしまうのではないかと不安になり、弊社へご連絡をいただきました。

面談には、奥さんとお二人で来社されました。お話をお伺いした当時、息子さんは大学三回生で、約１年半で卒業なので、生活費を切り詰めれば、支払いは続けていけそうともおっしゃっていたのですが、貯金が減ってきているのがとにかく不安で、自分の身に何かあったら…と考えると、不安で眠れなくなるそうです。

Ｏさんのご希望をお伺いすると、「リースバックをして、毎月の支払いを減らし、できるだけ多く手元にお金を残したい」とのことでした。
「リースバックをするということは、名義が変わってしまいますし、家賃を支払っていかないといけませんが、大丈夫ですか？」とお聞きしたところ、「名義が変わるのは嫌なのですが、貯金が無くなってきているので、とにかく手元にお金がほしい」とおっしゃいました。

奥さんは「主人から相談は受けているんですが、リースバックの事が理解できてなくて…。確かに今、少しでも手元にお金があればと思いますけど、私もパートに出ていますし、支払いもまだできています。それに、家賃を支払っていても、自分のものにならないからって言って、このマンションを買ったのに、また逆戻りするようで嫌なんです」とおっしゃいました。

そこで、まずはリースバックについて、ホワイトボードで詳しく、具体的な数字を提示し、ご説明をさせていただきました。

Ｏさんは、「リースバックの仕組みは、よくわかりました。お話を聞く限り、リースバックが一番いいのかどうかわからなくなってきました。ちょっと考えさせてほしい」とおっしゃいました。Ｏさんの場合、娘さんの学費はこの先も必要になってきますが、息子さんがもうすぐ大学を卒業されるので、焦って選択することでもないのかなと思い、もう一度じっくりと考えていただくことになりました。

後日、Ｏさんからお電話があり、「考えた結果、手元に３００万円ぐらい残る形でリースバックが出来るかチャレンジをしてみたい」とおっしゃったので、リースバックをするのに必要な資料を送っていただき、投資家の方に打診をしてみました。

結果は、Ｏさんがご希望する条件では投資家の方は見つかりませんでしたが、近い金額でご協力をいただける投資家の方が見つかり、将来、息子さんが買い戻す予定でリースバックをされました。

今回のケースのように、チャレンジした結果、希望に近い形でリースバックができる可能性もございます。リースバックができるかどうかを聞いてみたいと悩まれている方がいらっしゃいましたら、専門スタッフまでお気軽にご相談ください。

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