皆さん、こんにちは

今回は、転職を行った為に収入が減り、住宅ローンを支払うのが厳しくなった方からのご相談をご紹介します。

池田市にお住いのＫさんは、収入を増やそうと転職を行いましたが、思うようにお給料が上がらず、滞納はしていないものの、去年の秋から、住宅ローンの支払いが厳しくなっているそうです。

ご相談に来られた時のＫさんは、かなり疲れており、夜も眠れていないとおっしゃっていました。ご自宅には、奥さんとお子さん二人（高校生と中学生）と義母の五人でお住まいです。
奥さんもパートで働いて家計を助けているそうですが、お子様の教育資金がかかる時でもあり、滞納せずに支払っていくのがかなり大変とのことでした。

Ｋさんのご希望は、「このまま住み続けたい」です。奥さんのお母様が７０代なので、引越し等で負担をかけるようなことはしたくないとおっしゃっていました。

住宅ローンの残債は、約１６００万円で、毎月約１０万円を支払っています。固定資産税の滞納もなく、何とかやりくりをして支払っている状況ですが、滞納したらと考えると不安になるそうです。
そこで、Ｋさんのご希望であるリースバックのご説明を、ホワイトボードを使用し、丁寧に説明しました。

住宅ローンをすでに滞納してしまっている方、住宅ローンを完済している方、住宅ローンを支払い中で滞納をしていない方。リースバックを選択するにも、人によって状況はさまざまですので、その方にあった方法で、進めていきます。

リースバックの説明後、簡単に任意売却でのリースバックのご説明もさせていただきましたが、Ｋさんは「滞納はしたくない」とおっしゃいましたので、完済できる金額でのリースバックをチャレンジすることになりました。

そこで、まずはご希望の家賃をお聞きし、一度全投資家に打診をしてみました。結果は、残念ながらＫさんのご希望通りでは、お手伝いをしてくださる投資家の方はいらっしゃいませんでした（家賃がもう少し上がるか、売却金額が下がれば、お手伝いが出来そうな投資家さんはいらっしゃったのですが…）

結果をそのままＫさんにお伝えしたところ、「家賃を上げるのは厳しいです。売却金額を下げて足らない分を用意することも無理です。一度、妻とも話をしてみます」とおっしゃいました。

数日後、Ｋさんからお電話があり、「妻と話した結果、苦しいけど、まだ支払っていけるので、このまま頑張っていこうということになりました。不安が消えたわけではありませんが、相談できるところが見つかっただけでも、ちょっとほっとしています。また何かあったら、電話をしてもいいですか？」とおっしゃいましたので、「不安な事があれば、すぐに私までご連絡ください」とお伝えしました。

リースバックをご希望される方が、かなり増えてきております。残念ながら、ご相談をいただいた方全員が、ご希望通りにリースバックが出来るわけではありません。
しかし、条件を少し変えることにより、リースバックで解決できる可能性もございますので、リースバックをお考えの方は、お気軽に専門スタッフまでご相談ください。

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