ブログ記事

住宅ローンの支払いが不安な方からのご相談

2021.03.30

皆さん、こんにちは

先日、事務所前の木々に鳥が止まっている様子をご紹介しましたが、自宅の金木犀にも、同じような鳥がやってきていました。
部屋にいると「ガサゴソ」と音が…。「もしかして、泥棒!?」と思いながら窓を開けると、鳥が飛び立っていきました。
暖かくなり、鳥たちの活動も活発になってきているようですね。


先日、60代前半の男性からご相談のお電話がありました。
内容は、「定年退職が目前に迫ってきているのですが、住宅ローンがかなり残っているんです。どうしたらいいですか?」というものでした。

当初の計画では、残債はもっと減っている予定でしたが、ローンの組み換えをした為に、まだかなり残っているそうです。
退職後も、契約社員として働く事が決まっているそうですが、収入が大幅に下がり余裕がなくなるので、急に不安になり、弊社へご相談のお電話をかけて来られました。

お話をお聞きしていく中で、ご希望をお聞きした所「返済をしながら、このまま住み続けたい」との事で、支払いをしない(滞納する)というお考えは一切お持ちではないようでした。また住み続けたいと思われているので、お身内の方や投資家の方に協力をしていただく、リースバックという方法をご説明させていただきました。

話を聞いたご相談者様は、「住み続けられるのであれば、家賃を支払って住むのもいいな…。家賃っていくらぐらいになるんですか?」とおっしゃいましたので、住宅ローンを全額完済する金額では、だいたいどれぐらいの家賃になるか、あくまで机上ですが、お伝えさせていただきました。

家賃を聞いたご相談者様は、「ローンよりも高くなるんであれば、払えないな…」とおっしゃられ、黙ってしまわれました。


お電話でお話をしていて、退職を目前にし、さまざまな不安が押し寄せてきているように感じましたので、簡単に任意売却の仕組みもお伝えし、資料をお送りするので奥様も含めて、家族でお話し合いをしていただくことをお勧めしました。

任意売却という仕組みは、住宅ローンの支払いが厳しい方にとっては、現状を改善できる方法の一つですが、今回の方のように、『払えない事はない』状況であれば、支払いをストップし、任意売却を選択するのが最善の方法とは言い切れません。

またリースバックにしても、家賃を支払って住み続ける事が出来、固定資産税の支払いがなくなったからといって、家賃の方が、住宅ローンの支払いよりも高くなるようであれば、リースバックをしても何の解決にもなりません。


弊社では、ご相談者様のご希望を尊重しつつ、将来的に考えて、一番いいと思われる解決方法をご提案させていただいております。
任意売却やリースバックを具体的に考えているわけではないけれど、住宅ローンの支払いが不安、将来に備えて聞いておきたい事がある等、住宅に関するお悩みがある方は、お気軽にお電話ください。




お問い合わせ

JR線「大阪駅」より徒歩5分・JR東西線「北新地駅」より徒歩2分
地下鉄御堂筋線・谷町線・四ツ橋線「梅田駅」より徒歩5分

phone電話で問い合わせkeyboard_arrow_right

phoneTEL

06-4797-8111

[電話受付] 9:00〜18:00 (土日祝 除く)