みなさんこんにちは。

先日、大阪で任意売却のお手伝いをさせていただき、無事に解決したばかりのお客様がいます。
ご相談者様は、当事者のお兄さんでした。
当事者である弟さんは病気を患い、施設に入っておられますが、ご自宅が競売にかけられており、身動きが取れない弟さんの代わりに、お兄さんが当社へご相談に来られたのがきっかけでした。

いわゆる街金からご自宅を担保にお金を借りて、返済をされずにおられたのですが、弟さんの素行や生活態度に対して、お兄さんは許せないという感情を露わにされておられましたが、どこか寂しそうで悔しそうな表情もされていました。
弟さんは離婚もされていて、独り身の状況です。
きっとお兄さんは、怒りと心配という両方の想いが交錯されていたと思います。でなければ怒りの感情を露わにされていながらも、ご相談に来られる事はないでしょうし、少しでも負担が軽くなるようにと、当社に依頼もされないと思います。

お兄さんはこれまでにも、幾度となく弟さんのピンチにお金を工面されてこられました。
どれだけ許せないという感情があったとしても、たった1人の弟さんに対する愛情は消える事はなかったのだと思います。
お兄さんの費やした時間、お金、気持ちは相当大きな物です。

兄弟とはいえ、人の為にこれだけの事が出来るのか、、
こんなに優しくて立派なお兄さんは他にいないだろうな。本気でそう思うお客様でした！

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