皆さん、こんにちは

近畿地方も、ようやく梅雨があけました。日中の最高気温が、３５度近くまで上がる日も出てきましたね。室内にいても、熱中症になる可能性がありますので、こまめに水分補給をしてくださいね。

今回は、住宅ローンを滞納すると、どのような書類が届くのか、順番にご説明したいと思います。

＜滞納１～２ヶ月＞

住宅ローンを滞納すると、お借入れしている銀行の担当者から、電話が入ったり、二つ折りハガキ等が届き、滞納をしている住宅ローン、遅延損害金が請求されます。中には、厳しい言葉で督促をする担当者もいるようで、知人や親戚にお金を借りて、慌てて支払ったという方もいらっしゃいました。

＜滞納２～３ヶ月＞

３ヶ月ぐらい滞納すると、お借入れされている銀行から『催告書』が届きます。封書で届くことが多く、専門用語が多く使われているので、不安になり、慌ててご相談に来られる方が多いです。

手紙には、期日までに滞納をしている住宅ローンの元金、金利、遅延損害金を支払わないと住宅ローンの名義人（債務者）は、住宅ローンを分割して支払う権利を失い、期日までに支払いがない場合は、銀行は保証会社に代位弁済を求めますというような内容が書かれています。

書かれている期日までに支払わなければ、住宅ローンの残額を一括で支払わなくてはならないという事が書かれていますが、毎月の支払いが厳しい方にとって、滞納をしている分をまとめて支払うのは難しいでしょう。過去にご相談をいただいた方の中には、１ヶ月分だけ入金し、３ヶ月以上の滞納にならないようにしている方もいらっしゃいました。

一括返済・・・残りの住宅ローンを一括で返済する事

保証会社・・・住宅ローンの返済が止まった場合に備えて支払いを保証している会社

代位弁済・・・保証会社がローン名義人（債務者）に変わって、住宅ローンの残りを銀行に支払う事

＜滞納３～６か月＞

滞納が進むと、『期限の利益喪失通知』という書類が届きます。
期限の利益の喪失とは、住宅ローンを毎月分割で返済していく権利を失う事です。毎月分割で支払う権利を失ったということは、住宅ローンを一括で返済するしかありません。

『期限の利益喪失通知』が届いた後、『代位弁済通知書』が届きます。
これは、保証会社が債務者（住宅ローンの名義人）に代わり、住宅ローンの残額を銀行に支払いましたという通知です。引き続き保証会社から請求があり、一括弁済が出来ない場合は、競売の手続きへと進んでいきます。

銀行によって多少違いはありますが、このような流れで通知が届きます。
裁判所から、競売の申し立て通知書が届いても、任意売却で競売を避けられる可能性があります。諦めずに、ご相談ください。
 

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【任意売却とは】

任意売却とは、住宅ローンや事業融資等の返済が出来なくなった場合に、強制的に売却がされてしまう「競売」を避けるために、銀行などの金融機関と調整・交渉を行い、和解・合意によって競売になる前に不動産を適切価格にて売却する方法です。
任意売却では競売と違い、適切な価格で売却が出来る事やプライバシーを守れる事、また、引越代がもらえるといったメリットがあります。
競売の申し立てがされる前にご相談・ご依頼をいただければ、高い確率で競売の申し立てがされる前に、解決のお手伝いをする事が可能です。
また、任意売却とリースバックを併用する事により、そのままご自宅に住み続けられる可能性もあります。

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【リースバックとは】

リースバックとは、一旦投資家や身内などにご自宅を売却し、その売却代金をお手元に残したり、返済に充て、現在おかれているお金の問題を解決する方法です。老後の生活費を確保する為・医療費が必要になった為・子供の教育資金が必要になった為など、ご依頼者によってリースバックの使い方はさまざまです。
売却後はもちろん、引き続き賃貸としてそのままご自宅に住み続けられ、将来的には買い戻す事も可能な不動産の解決・活用方法です。
また、リースバックは競売の申し立てがされている場合や、住宅ローンの返済が出来ない状況においても、任意売却と併用して行う事も可能なので、競売の申し立てがされたとしても住み続けられる可能性もあります。
当社ではご自宅だけではなく、事務所や店舗、工場、倉庫、投資用不動産と、全てにおいてリースバックのお手伝いが可能です。

リースバックをした方の活用事例

・住宅ローンの残債は少ないけど、売却して引越しするよりも住み続けたい
・税金の滞納により差押や公売になってしまっている（またはなってしまいそうな）為、税金の納付費用を捻出したい
・カードローン等の借金の清算の為
・年金だけでは生活費に不足が生じており、老後の生活費を補う為
・子供の教育資金を捻出する為
・病気や怪我による治療費が必要な為
・事業資金を捻出する為
・任意売却で住み続ける為の解決方法として
・共有名義・持分の現金化を行いたい為

リースバックは、お客様のニーズに合わせて、幅広く活用していただく事が可能です。

ご質問・ご相談があればいつでもお気軽にお問い合わせください。(^^)

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