皆さん、こんにちは

今回は、任意売却のメリットについて、簡単にお話をさせていただきます。

その前に、任意売却とはどういうものなのか、改めてご説明をさせていただくと…

任意売却とは、住宅ローンや事業融資等の返済が出来なくなった場合に、強制的に売却がされてしまう「競売」を避けるために、銀行などの金融機関と調整・交渉を行い、和解・合意によって競売になる前に不動産を適切価格にて売却する方法です。
任意売却では競売と違い、適切な価格で売却が出来る事やプライバシーを守れる事、また、引越代がもらえるといったメリットがあります。
競売の申し立てがされる前にご相談・ご依頼をいただければ、高い確率で競売の申し立てがされる前に、解決のお手伝いをする事が可能です。
また、任意売却とリースバックを併用する事により、そのままご自宅に住み続けられる可能性もあります。

下線を引いておりますが、返済が出来なくなった場合に、競売を避ける為に、債権者となる銀行などの金融機関と調整・交渉を行い、競売になる前に不動産を売却する方法です。

返済が出来なくなった場合と書いておりますが、滞納はしていないが支払っていくのが厳しいという方も、早い段階でご相談をいただくと、任意売却での解決はもちろん、任意売却以外の方法で解決が出来る可能性もありますので、滞納をしなければ相談が出来ないと思わずに、お気軽に専門スタッフまでご相談ください（相談は無料です）

メリットを５つご紹介します。

①引越し費用がもらえる

債権者の同意のもとに任意売却の手続きが進められるので、債権者と交渉を行うことで引越費用などの必要経費をもらうことが可能です。引越し費用は、２０万円前後が最も多く、各金融機関の規定によるものや、ご相談者様の収支状況により異なってきます。

②プライバシーを守る事ができる

任意売却を行う場合、通常の売却と同じ方法で行われるので、住宅ローンを滞納していることや、税金を滞納している事等を近隣住民に知られる心配はありません。

③そのまま住み続けられる可能性がある

ご自宅が競売で落札された場合は、出て行かなければなりませんが、リースバックや親子間売買（親族間売買）でお家賃を支払って、そのまま住み続けられる可能性もあります。

④残債（住宅ローンの残り）を無理なく返済することができる

任意売却で解決をしても、多くの方は住宅ローンの残債が残った状態になります。残念ながら、任意売却で解決をしても残債が消える事はなく、金融機関より請求を受けることになります。（競売も同じです）任意売却の場合は、ご相談者様と金融機関が協議をし、生活に支障のない範囲で分割返済をしていくことを認めてくれます。

⑤競売に比べて、高額で売却することが可能

任意売却は、競売と異なり、通常の不動産の売却と同じ方法で、売却活動を行う為、市場相場に近い金額で売却することが可能です。従って、住宅ローン等の借金も、最小限にすることが可能です。

次回は、任意売却のデメリットをご紹介させていただきます。

---

---